【それはそれは、やさしくて大きな愛のおくりものでした】
11/26、「よい本とよいおもちゃの店・ろばのこ」店主、藤田春義さんのお話し会『絵本からのおくりもの』が開催されました。

総勢40名の参加でした。
公開イベントという事もあり、チーム☆OKメンバー以外の子連れのお母さんの参加も多くみられました。

そして、子どもたちから大人までが、藤田さんの話す言葉や声、表情、あらゆる心地よさを体感した約2時間となりました。
お話しの始まりは、1本のブナの木から丁寧に作られたぬくもりのあるおもちゃを使った『大きなかぶ』。
かぶが抜けるまで大人も子どももその時を、ワクワクしながら待ち続けました。
なんとも言えない、ワクワク感。
「そうそう、こんな感じだった」という懐かしい感覚を辿るような始まりでした。
それからも、藤田さんのお話は穏やかに過ぎて行きました。

講演中から、藤田さんは、少しずつ元気に遊び始める子どもたちと一緒に遊ぶ、道民サポーターの皆さんを気にかけていらっしゃいました。
「あの方々はどういったご関係なのですか?」と。
「いつもチーム☆OKのイベントの時に、子どもたちと、目一杯遊んで下さるのです。」
とお答えすると、
「子どもたちが絶大なる信頼をしていますね。
親ではない大人を信頼している、あの素晴らしい関係に感激しました。
私が思う大切なことは、こうした結びつきだと思うのです」
と話してくださいました。
私たちがイベントを開催し、泣き笑い合え、
またね!と、無事に終えられるのは、
たくさんの想いが寄り添いあうからなんだと、
あらためて実感する事が出来ました。
おやつ隊のおやつもとっても美味しいから、あっと言う間に完食で、初めて参加された方にもレシピを聞かれる事もありました。


絵本の中に生きている子どもたちへの深い想いを伝える傍らで、
「今、世の中は先が見えない。
こんなにも見えなさ過ぎる事があるのかと思っています。
大人は決して嘘をついてはいけない、どうか本当の事を伝えて言ってください。
本当の事を伝えていかなければ、未来を繋がる子どもたちに申し訳ない。」
とも話してくださいました。
それは、相手を敬い、自分に嘘をつかずに、自分自身を大切にしていくことなのではないかと感じました。
素晴らしい藤田春義さんの世界を、私の仲間に紹介するのが、私の夢でした。
皆さん、夢を叶えて下さってありがとうございました。
(メンバー・ひさ・福島県から避難)
藤田さんが営む「よい本とよいおもちゃの店・ろばのこ」さんのHPはこちらです♪
皆さん、ぜひ一度足をお運びください。
http://www.robanoko.com/index.html
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