12/3「ピアサポート入門講座」~生きる力を回復させよう~を開催しました!
☆札幌市「さぽーとほっと基金」助成事業☆
講師に障がい者ピア・カウンセリングの第一人者、安積遊歩(あさかゆうほ)さんを迎えて、「聴く力」「聴き合うことの大切さ」を学びました。

「いったい何をさせられるのかな?」
「自分のことをさらけ出さなきゃいけないのかな?」と、
正直ちょっとドキドキで集まった皆さん(笑)
でも、遊歩さんの「カワイイ」お人柄と、
信頼感、リラックスを大事にするピアサポ―トの原則を聴き、
だんだんに場が和んで、ほぐれてきました。
呼ばれたい名前で呼び合うゲームのおかげで、場が笑いに包まれ、いっそう和やかな雰囲気になりました。
遊歩さんからは珠玉の言葉たちが次々と繰り出されました。
「自分の心も、相手の言葉も、涙も、汗も、震えも、『聴く』ことができる。それが大事。」
「泣くのはおかしい、と育てられてきたけど、泣くのはとっても当たり前のこと。回復への道だよ。」
「泣ける、笑える人間をつくることが、自分でものを考える人間をつくること。」
「人が生きていくうえで一番大事なことは、多様性を祝福すること。」
・・・それだけで1冊の本が出来そう!!(笑)
重度障がい者としての、また、ピアカウンセリングの第一人者としての、様々な経験に裏打ちされた遊歩さんの言葉でした。
遊歩さんとともに参加して下さった李竜葉さんも、男性として、在日韓国人としての様々な想い、経験を率直に語って下さいました。

その後は2人1組になり、5分間お互いを聴き合うミニセッションを数回行いました。
テーマは「自分の名前について」「男が泣くということについて」など。
参加者からはこんな感想が出ました。
「重い雰囲気で終わらなくて良かった(それが怖かった)」
「話を聞くことの大切さに気づきました」
「話をしていて自分に気付くこともあれば、聞いていて気付くこともあるんだなと、思いました。」
「何かみんなとの距離がまた近くなったようや不思議な気持ちでした。いっそうみんなを好きになりました。」
キャプテンが、最後にこう言いました。
「今日は私たちが、新しい『武器』を手に入れた日です。
この世界を闘って、生き抜いていくための、誰をも傷つけない武器です。
自分を認め、仲間と認め合うという、素晴らしい力を手に入れました。
これを私たちの強みにして、みんなで活かしていきましょう!」。
多くの参加者が「ピアサポート」の世界を体験し、「聴くこと」の大切さを感じた講座でした。
これからもチーム☆OKでは、様々な形で、「ピアサポート」活動を深めて行きたいと思っています!
遊歩さん、李さん、参加して下さった皆さん、ありがとうございました!
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☆札幌市「さぽーとほっと基金」助成事業☆
「ピアサポート入門講座」は、北海道労働金庫様のご寄付による、札幌市さぽーとほっと基金の助成事業です。皆様の貴重なご寄付を遣わせていただき、本当にありがとうございます。

札幌市「さぽーとほっと基金」のホームページはこちらです
http://www.city.sapporo.jp/shimin/support/kikin/

北海道労働金庫様のホームページはこちらです
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