新年のご挨拶(キャプテンより) ~敢えて「原発避難者」として。弱さを強さに。~

新年のご挨拶(キャプテン・森田より)
~敢えて「原発避難者」として。弱さを強さに。~

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※イラストは道民サポーターの柳寛人さんが描いて下さったものです☆

皆さま、新年あけましておめでとうございます!
チーム☆OK、キャプテンの森田です。

昨年中は私たちチーム☆OKに、たくさんのあたたかい応援をいただき、本当にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします!

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私たちは、幼い子を持つ母親を中心とした、原発避難者の会です。
命と健康を選んで避難して来た私たちを、尊敬し応援してくれる、道民サポーターと共に活動しています。

原発避難者であり、北海道でも放射能防御を志す者であること。
それをまっすぐに発信し、活動してきました。

避難して来た当初、避難者であることを隠す人も多かったのが現実です。

でも・・・

「原発避難だと知って、つながってくれる人が、こんなにいる!」。
チーム☆OKを始めて、そう驚いた2013年。

そして昨年は、

「原発避難と発信したからこそ、こんなに素晴らしい皆さんと出会えるんだ!」
と、一歩進んだ確信を得る年でした。

私たち避難者には、「命を選び取った者」という側面がある。
だから同じように、「命を何より大切にする方」が、応援して下さる。。。

つながって下さった方々からいただく言葉、応援から、
そんなことをひしひしと感じる1年でした。

そして2015年。

チーム☆OKでは、今年も敢えて
「原発避難者です」「放射能防御をしています」
という発信を続けてゆきます。

そこに価値を見出す方、それに救われる方が、少なからずいます。

いま私たちができる「役割」の一つが、そこにあるのだと思います。

*****

もうすぐ、震災、原発事故から4年になります。
私たちの避難生活も、長い人は4年近くになっています。
特に母子避難の仲間の疲労、疲弊と、避難生活維持の難しさが浮き彫りになってきています。

一方、福島第一原発の状況はいまだ収束からは遠く、日々放射性物質が放出されている不安定な状況です。

ますます、私たちのような、支えあい、励ましあいのコミュニティが大切になってきていると感じています。

今年も、「原発避難」であることを、「命を選び取った者」として肯定的にとらえ直し、励まし合う1年にしたいと思います。

そして同時に、辛さやしんどさも隠さずに出せる場でありたい。

避難から年数がたつにつれ、どこか「前向き」を強要されているような苦しさがあります。

でも、避難が辛いのは当たり前。
時間と共にしんどくなる面もあります。

前向きでなくてもOK。
ダメでOK!弱くてOK!泣いてOK!
弱さを隠さず出し合うことができれば、むしろ強さになります。

「弱さを強さに」。
この合言葉を、3.11から丸4年を迎える今年こそ、意識していきます。

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大事なのは、チーム☆OKという組織の維持ではなく、そこに集うひとりひとりが、健やかで笑顔で暮らせること。

私自身も幼な子の母であり、障がい者であり、無理ができない立場です。

そんな弱さを持つ私でもキャプテンをできるような・・・
誰も無理をしない、身の丈の活動を心がけています。

今年も、一歩一歩をていねいに、道民市民の皆さまとつながり、活動をしてゆきたいと思います。

そして、このイラストのように!
子どもも大人も、みんながキラキラの笑顔で過ごせる一年を目指します。

どうぞ今年もチーム☆OKを、応援よろしくお願いします!!

2015年1月6日
チーム☆OK・キャプテン
森田千恵 (群馬県から札幌に原発避難)