1/28、富田充保先生・小内純子先生(札幌学院大学)のお話し会を開催しました!
3.11後、震災研究会を発足し、避難者の聴き取りを行ってきたお二人。
研究者として、震災支援の活動をまとめ、分析した発表をして下さいました。
北海道避難者の分析だけでなく、チーム☆OKそのものについて、とても丁寧に分析、報告をして下さいました。
なんとありがたいことでしょうか!!
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☆小内純子先生より
「避難者は記憶や感情の揺れ戻しがある。
直線的には進まない。
行きつ戻りつしながら進む。
個人差が大きい。
チーム☆OKは、そんな避難者をまるごと受け止める組織」。

☆富田充保先生より
(日々苦しいこと大変なこともある避難者だが)
「チーム☆OKは『まずはいまを楽しもう、肯定しよう』という活動だと思う。
『ともに楽しみ合おう』そういうメッセージを送り合っていると思う」。
「チーム☆OKの理念は、
『民主主義的な関係のあり方を、ひとつひとつ作り出したい』
ということだと感じた。
足元からの民主主義です。」

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参加した避難者からは、こんな感想が寄せられました。
「お話が聴けて本当に良かったと思いました。
北海道の原発避難者として、チーム☆OKの一員として、
いまの自分の位置を髙いところから(ひとまわり外から)見せていただけました。」
「こんなにも深い想いを寄せて、震災研究会を継続してくださっている事を改めて知ることができ、胸があつくなりました。
ひととして、次世代の生きやすさのために、
私自身も自分の範囲でリスタートしていきたいと思いました。」
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お二人のお話は、無我夢中で避難生活を生きてきた私たち避難者にとって、自分の状況を客観的にとらえ直す機会となりました。
それは、私たちにとって、「よくここまで頑張ってきたよね!」という励ましにもなりました。
富田先生、小内先生。貴重なお話を聴かせて下さり、ありがとうございました!











