1/31、安積遊歩さんのピアサポート講座を受けての感想です。
道民サポーターのモノノケユースケさんからいただきました。
「語り部」「魂のおうち」・・・
ミュージシャンとして表現をしている、ユースケさんの視点からの感想を、どうぞご覧ください!
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遊歩さんの導きを受けて「私」は「私達」になっていく瞬間を感じていました。
私たち一人一人は孤独な存在です。
その孤独であるという存在をそのまんま受け止めてもらえたら、
私たちはまるで「魂のおうち」を見つけたように、
安心できるのだと思いました。
手を握り相手の話を聞いている時、聞いてる自分もその人の中に入っていく感覚がありました。
あるいはその人が、私の中に入って来る感覚も。
真剣に聞きながらどこか、まるで神話や物語を聞くように聴いている自分がいました。
語り部(かたりべ)の話を聞いているような、詩を聞いているような。
「私たちは誰もが語り部なのだ」と気づきました!
話を聞くということは、その相手の傷に触れることなのだと思います。
語り部の話には、日常の合理性などとは違う次元があります。
そういう語りが私たちの中にもまだ残っていたという喜び!
普段の会話の中でそういう感覚になることはなかなか無いですが、
音楽や表現を通して、そういうものに出くわす瞬間があります。
しかしそれは一瞬で、あまり意識もしないかも知れません。
今回のピアサポ講座では、その瞬間をじっくり味わうことが出来ました。
私たちは語り部なのだと。
講座の中で遊歩さんが言ってましたが、
「魂のおうち」を失って苦しんでいる人たちが、戦争をするのだと思います。
魂とは関係性の中に育つものだと思います。
それを私は本当の神様なのではないかと思います。
争い合う関係の中には戦争の神しか表れないでしょう。
信頼し合う関係の中には、本当に私たちが信じている神様が、表れてくれます。
それぞれがそれぞれの神様を信じ合えれば、愛しあえれば、孤独も闇も光になりますね。
戦争を起こす人たちは、十分に語ることを許されなかったのかも知れません。
発信者というより、語り部という言葉が好きです。
ああ、もしかしたら私も歌を通して、この世界を自分の言葉で語る語り部になりたいのかも知れません。
最後に、ヨハネ福音書に「最初に言葉ありき」とありますが、これは間違いです(笑)
胎児はまず最初に耳からできるらしいんです。
最初に耳ありき。
人間はは元来聴くことから始めた生物だったんですね(*^^*)
語る口は後からできた。
だから、
「最初に耳ありき 言葉は一番最後にできた」
が正しいですね(*^^*)
(道民サポーター・モノノケユースケ)
※写真はライブでのモノノケユースケさんです。かっこいい!
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