【伝えるために】「同級生の親御さんに、伝えたくて」~江別市でメンバー・マサミさんのお話し会~

江別市内のある小学校でのお話です。
チーム☆OK、メンバーのマサミさんが、同じクラスの親御さんの前で、放射能についてお話をしました。
マサミさんは埼玉県から、北海道江別市に母子避難をしています。

私は小学校に許可をいただいて、見学させていただきました。

給食をやめ、お弁当持参にしているマサミさん。
その理由である放射能のことや避難のことを、「みんなの前でお話ししてくれませんか?」と、担任の先生からお願いされたそうです。

先生のほうから場を作って下さったなんて!!
同じ原発避難者として、本当にありがたく思いました。

授業参観と学級懇談のあいだに、20分の時間をいただきました。
30名近い親御さんと、4名の先生が、お話を聴きに集まってくださいました。

自分が埼玉から原発避難して来たこと。
放射能汚染を避けるため、給食をお弁当にしていること。
日常の中に、普通に流通している食べ物の中に、放射能汚染が存在すること。
食べ物だけでなく、様々なモノに汚染があること。

・・・マサミさんは、ゆっくりと、一言ひとことをかみしめながら、お話をしていました。

マサミさんは放射能に関する資料を用意して、配りました。
それは「どんな資料を使ったらいい?」と、チーム☆OKの仲間に呼びかけ、集めたものでした。

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都道府県別、セシウムの降下量の図。
海外で輸入規制されているのは、日本のどの地域のどんな食品か。
札幌市の給食用検査では、どんな結果が出ているのか。
内部被ばくとはどんなものなのか。

マサミさんが用意した資料は28ページにもなります。
「伝えたい!」。必死の想いの現れでした。

「放射能に気をつけて生活している方はいらっしゃいますか?」と聴くと、3名のママの手が挙がりました。
うれしい驚きでした。

集まった親御さんたちも、資料をめくり、一生懸命に聴いて下さっていました。

手を挙げた3名の方とマサミさんがつながったこと。
これは、とても心強いですね!

給食だけでなく、園芸用の土、林間学校での食材など、放射能を気をつけなければならないものはいろいろとあります。
そのとき、ひとりでなく、仲間がいることが、どれだけ心強いことでしょう!

また、いまはピンと来なくても、そこにいた親御さんには、確実に「種がまかれた」ことと思います。

これから、放射能汚染に関して気になることに出会った時。
「そういえばマサミさんが言ってたなぁ・・・」と、思い出すことと思います。

マサミさんのお話が、いつか、誰かの命を救うことになるかもしれません。

こうしてHPで全世界?に発信するよりも・・・
同じクラスの保護者の前で話すことの方が、ある意味とても勇気が要ることです。

マサミさん。勇気を出して、語ってくれて、本当にありがとうございました。
マサミさんにお礼を伝えたい原発避難者、親たちは、たくさんいることと思います。

以前、チーム☆OKの仲間が、幼稚園で語り場を開いたこともありました。
【語り場】幼稚園での「語り場」の記録 ~ママ友たちの前で語った二人の勇気~

この取り組みが、少しづつ、広がって、つながっていってくれたらいいな、と思います。
そして全国の、名もない親たちの地道な取り組みが、もっともっと、世に伝えられていってほしいです。

(キャプテン・森田千恵・群馬県から原発避難)

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