【手記】福島に残したお客様との電話~「何かあったら北海道に逃げて来るんだよ。わかった?」~

チーム☆OKのメンバーで、福島県須賀川市から北海道江別市に避難している小河原美保子さん。
須賀川市は福島第一原発から60kmの距離です。

原発避難者は、多くが幼い子を連れた20代~40代。
お孫さんがいる美保子さん世代の避難は、とても少ないのです。(だから多くのメンバーが、父母(じじばば)と別れた暮らしになるんですよね・・・)

いつも元気でパワフル、面倒見のいい性格が素敵な美保子さん。
自営の保険代理店を須賀川で経営していたファイナンシャルプランナーです。
親類も友人もいない江別市に避難し、新しく店を開きました。
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そんな小河原美保子さんの、ある日の日記です。


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昨日は、たくさんの福島のお客様からお電話をいただきました。
江別に活動の拠点を移したというお手紙を発送し、それを受け取った皆様からのお電話でした。
「さみしいよ」「私も行けるものならそっちに行きたい」色んな話をしました。

実は、遠くにいるなら解約する、という連絡があるに違いないと腹をくくっておりましたが、それはありませんでした。
ここがどうなるのか不安で不安で、それでもどうしたら良いかわからない声。

「あーごめんね。私遠くに来ちゃった。ごめんね。」
「ううん。あんたがそこで安全に暮らせてれば良いよ。がんばって!」
「何かあったら北海道に逃げて来るんだよ。わかった?」
「うん。ありがとう。北海道だね。あんたがいるんだ」
「そうだよ。私はここにいるよ」

・・・・・・・

何でこんな思いをみんながしてるんだろうって、
あたりまえに暮らしているように見えて、実は大きな不安の中にいることを気付いてほしい。

高齢の方には、「夫が死んだ時どうすればいいの?」と泣かれた。

「私が送った連絡先を書いた紙わかりますか?ツルツルしていてきれいな方のやつ。それを目立つところに貼っておいてください。必ずそこに連絡してくださいね。私は案外近くにいるんですよ。」
「そうね。そうする。娘達にも伝えておくわ」
長い電話だった。

「食事にはとても気を配ってるのよ。みんなに笑われるくらい」
「それで良いんですよ。気をつけて気をつけて暮らすのが一番です」

さみしいね。どこにいてもきっとさみしいんだ。
だれもかれもがさみしいんだ。
こころのそこからわらえないんだな。

色んな事を考えた1日でした。

(終)
*****

自営の方が、信頼関係を築いたお客様を置いて避難する。その辛さ、切なさ。。。
失うもののあまりの大きさに、どれほどの不安や怖さを持ったことでしょうか。
想像しようにも想像がつかないものがあります。
そして、未知の土地で始めた、一からの商売の苦労。。。 頭が下がります。

美保子さんのお店は小さいお子さん連れも大歓迎のお店。「保険の相談以外も気軽に話に来てくださいね!」とのことでした。「避難してきている人がいたら、ぜひ立ち寄って話して行ってほしい」とも。
どうぞ皆さん、チーム☆OKメンバーの起業を応援してくださいね!
(ち)

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お店の前で涼む美保子店長。おさんぽ途中の近所の子どもが遊んでいくプールも店頭に♪

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お店には乳がんのセルフチェックを練習できる模型。自己チェックの仕方を美保子さんが教えてくれますよ。

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営業担当のお孫さんと一緒に(笑)

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江別市野幌はこんな気持ちのいいところです!