【大好き☆さっぽろ】「社会をつくれる人間に」「毎日おもしろいことが起きる学校」~札幌大通高校ご紹介♪~

札幌市にはユーニクな市立高校「市立札幌大通高等学校」(通称大通高校)があります!

http://www.odori-h.sapporo-c.ed.jp/

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3部制を導入していたり、ユネスコスクールに加盟していたりという特色がある大通高校。

小さかった避難の子どもたちも段々と大きくなってきたいま、高校のことは興味深い情報。
さらに、大通高校には「チーム☆OKとの共通点がある」とか?気になる~~~!
この春お子さんが通い始めた、道民サポーターの津田光子さんからのレポートです♪

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津田みっちゃんです。
ちょっと希望のもてるおはなしご紹介です。

【毎日おもしろいことが起きる学校】

我が家の長男、この春から札幌市立大通高校に通い始めました。
大通高校に通うこどもたちの約4~5割が不登校経験者。
また、小学校中学校でのいじめ、心の病による高校中退者も多くいます。

そして、バンドマンに外国人、ちょっと元気なヤンキーたち、おたくにアイドルにモデルさん。。。
そう、長男いわく「毎日おもしろいことが起きる!」学校です。

そんな子どもたちを育てる場。やはり普通じゃない。
もちろん、制服も校則もなんにもない。
茶髪にしようが、携帯をもってこようが、アルバイトをしようが自由です。

じゃあ、大通高校が大切にしていることは・・

そう、「どんな人もやりなおせる」「許される」「寄り添ってくれる人がいる」「管理じゃない、自分で決める」「社会をつくれる人間」に。

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【先生たちも普通じゃない!】

多様なこどもたちの場ですから、先生たちも普通じゃない。

「自分も小さい頃母子家庭でした。でも母子家庭だからって言われたくなくて、そう成り上がりたくて(笑)、教職をとったんです。」

弱い者が置かれる社会的状況、弱者の気持ち、そして自分の足で立てる事の大切さ。
そういうことを実感している先生軍でもあります。

「そうそう、ですよね~~!!」とわたしは烈しくうなづき共感しこう言いました。

「実はわたしもなんです。
そしてそんなひとたちが前面にたてる、誰もが虐げられたり、自信を失ったりしない世の中を作りたいんです。
わたしの仲間に原発避難者のかたがたくさんいて、彼らはまさに、震災後無きものにされた方々で・・・」と。

そんな話で担任の先生とも意気投合!
入学してすぐの参観で、先生と涙しながら共にがんばろう!の握手になりました。

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【誰もいばってないPTA】

そんな暖かな大通高校。
PTA活動も盛んです。

「この高校に受け入れて貰って、うちの子は変わりました」と語る人以外、執行部の役員がいない(笑)。

会長さんはじめ、すべての役員さんが自己紹介で、ご自分のお子さんが、この高校にくることになった由来を語ります。

全員、「この高校に拾ってもらってよかった。だから恩返ししたいんです」。
これだもの、誰もいばってない。
なんとも安心できる緊張感のない場です。

わたしももちろん役員になりました。
だってこんな学校、一肌脱ぎたいじゃないですか。

お互いにありがとう、お疲れさま、がんばっているね、
何とかやってこう、子どもの事を信じよう。
こんなキーワードが話の中に溢れているんですから。
もう、その仲間になりたくてしょうがない(笑)

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【放射能防御、食べ物のOKも伝えました】

茶話会の打合せをしたときのこと。
茶話会は18:00~なので、軽食を考えます。

はい、すぐ言いました。

「実はわたしは、こちらに原発避難をしている仲間と一緒に放射能防御をしています。
これまでにも幼稚園や小学校にも、できるだけ取り組みをしてほしいとお願いしてきました。
高校にも「学食ではどんな食材が使われているか?」また「放射能防御の意識があるかどうか?」を入学時尋ねました。
国の基準はとても高いので、特にこどもたちの場では気をつけていきたいんです。」

代表さんは、こう言ってくれました。

「よくあるお弁当はやめましょう。
何が入っているかわからないし、アナタの息子さんもまったく手をつけてなかったですものね」と。

実は前回の役員会で3男を連れて行きました。
その際お弁当が出たのですが、3男は梅干し以外食べられないと残してしまいました。
それを彼女は目の前で見ていて、覚えてくれていたのですね。
その時、3男はお母さんのおにぎりが安全だから、こっちを食べると言ったのです。

茶話会で出す飲み物も「一人一人ペットボトルにしましょう」となったので、
「実はわたしは関東圏の水をとっていません。
北海道の水を使った『いろはす』はどうでしょう?」

提案し、そう決まりました。

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【多彩な外部講師で魅力的な授業】

外部講師もとても多い学校です。

ミツバチプロジェクトもあり、学校でハチを飼っていますが、
そのアドバイザーは、チーム☆OKとも縁が深い『La table vert(ラ・ターブルベール)』の尾形さんです!
http://www.la-table-vert.com/

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(尾形剛弥さん・優子さんご夫妻。チーム☆OKのみんなでおじゃましたツアーでの一枚です♪)
【食と農】10/14 『食と農を学び隊ツアー in ビー・フレンド・ガーデン(石狩市)』
http://goo.gl/mmVbLZ

なので、そういう方に来てもらって、こどもたちにいい話をしてもらうことに対して、めっちゃ敷居が低いんです。

また、大通高校ではピアサポートを活用しているとのこと。

安積遊歩さんが「ピアサポート」の先駆け人であり、チーム☆OKでお世話になっていることも先生にお話しすると、
「これはいいですね。何か動き出しそうな予感です。」と、渡した資料を早速コピーを取ってくれました。

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(ピアサポート講座での安積遊歩さん)
【ピアサポ】安積遊歩さんの「ピアサポート基礎講座2」開催しました
http://goo.gl/aeuPld

 

【同じつらさを経験した者どうしだから・・・】

わたしが茶話会で気をつけたいのは「ここに居ていいのかな?」という人がでないこと。
いろいろなこどもたちの親ですから、これまで心無い言葉や態度で、傷ついてきてる人もたくさんいます。

またそれをきっかけに強く優しくなった方もたくさんいます。

この学校には「きっと同じ経験をした人がたくさんいる」と頭ではわかっていても、やっぱり初めての高校生活、親だって知り合いもいないし不安です。

だからこそ「みんなもそうなんだ」「ここでは話してもいいんだ」「ここでは許されるんだ」「あぁ楽しかった~」そう思える安心な場にしたいとファシリテーター役を買って出ました。

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(チーム☆OKのおしゃべり会でファシリテーターをつとめる津田光子さん。誰もが「ここにいていい」と思えることに心を砕きます)
【おしゃべり会】5/14 「みっちゃんの!なんでもおしゃべり会」でした♪
http://goo.gl/h7k5xB

 

【チーム☆OKと大通高校、理念が同じ!】

そして、こう伝えました。

「わたしの友達、原発避難の仲間は、
これまでの仕事、立場、友達、親、親戚などをやむなく捨てて来なければならなかったんです。
そのことで価値観が転換し、

この世の中で大事なことってなんだろう。
いい大学に行っていい会社に勤めても、また避難するような世の中であったら・・・
この事故を無いものにして、その上に、犠牲という土台のうえに日常があるとしたら、それはおかしいだろう。
そうじゃない生き方はないか・・・

と模索している仲間ですから、この高校の理念と同じものを持っているんです。」

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「小学校中学校でこんなに不登校があって、小さな枠の中ではつらい、というこどもたちがたくさんいます。
それを受け入れてくれる場がなければ、こどもたちやわたしたちは一体どこへ行ったらいいんでしょう。
だから、ほんとうに『ここがあること』が希望」なんです。

先生が言いました。

「ここに来る親御さんは、自分も何かできないかと思ってくれる人がとても多いです。
クレームだけ言ってくる人がいない。」

いい高校だけど、もちろんいろいろあります。
理想はあるけど、考えてはいるけど、まだまだ出来ない部分もあるとか。

「教師や学校のそういう部分もふくめて、親御さんたちと協力して、こどもを育てていきたいと思っています。」

ね~、いい高校でしょう!

【じぶんで選ぶ、じぶんで受ける授業】

中学時代の偏差値も、受験の際には全く関係ありません。
だから、中学全部不登校だったという子どもたちもいます。
それも、いっぱいいます。
なので、中学までの基礎学力を学び直しできる授業もちゃんとあります。

なにより単位制という大学のような仕組みですから、
じぶんが必要だと思えば、いくらでもやり直せるカリキュラムがとれるのです。
誰かに決められた授業でなく、じぶんで受ける授業です。

その反面、大学受験にも備えて、夏期講習や小論文、模試などもちゃんと整っていますし、その監督官の先生も一日わずかなボランティア代で休み返上で来てくれています。
その謝金も、学校からでなく、PTA会費から支払われます。

そう、親からの感謝の気持ちなのです。
全力でこどもを支えるという姿勢があちらでも、こちらでも見えてくる。

ね~、興味湧くでしょう!

素敵な大通高校の様子、またお伝えしていきますね!

(道民サポーター・津田光子)

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