ある避難メンバーが、幼稚園の先生に渡した『手づくり資料集』です。
(復刻版:2015年8月21日の記事です)
給食で、おやつで、お祭りで、芋ほり体験で、おとまり会で・・・
幼稚園でも、子どもたちの食べ物のOK(放射能汚染されていないこと)が気になる場面はたくさんあります。
「ならば、園の先生方にわかってもらえるように、伝えよう」
と考えたあるOK☆ママが、自作の資料集を渡すことにしました。
チェルノブイリでの様子。
食の放射能汚染は、ゼロにしたほうがいいこと。
国の基準値でも安全ではないこと。
どの地域にどれだけの汚染があるか。
市販品を測定した結果。
札幌には「はかーる・さっぽろ」という市民測定所があること・・・

放射能に関しては、安全から危険まで、様々な情報があふれています。
そして、難しくてわかりにくい・・・
だから、なるべく公的な数値や新聞記事など、説得力がありそうなデータを集めようとがんばりました。
まったくの素人ママが、まわりのOKズに相談して作った資料集です。
何が正解かわからないけれど、自分にできるベストを尽くして。
勇気を出して(少し震えながら・・・)渡したところ、幼稚園の先生は、
「勉強しますね」
と言って受け取ってくださったそうです。
ありがたいですね!
そして、そのママの勇気に大きな拍手を!!

「自分のこともだけを守ればいいんじゃない。
園にいるみんな、どの子の口に入るものも、安全であってほしい」。
「みんなが安全にならなければ、結局自分の子を守ることもできない」。
そんな想いが、彼女を動かしています。
でも、ときには理解されないときもあり、疲れるときもある・・・とのこと。
いまこの国では、こうして見えないところで、たくさんの親たちが孤独な活動を積み重ねています。
チーム☆OKでは、そんなメンバー・サポーターたちが出会い、励ましあっています!
もっとカンタンに、当たり前に、食の安全が守られる世の中にしていきたいですね・・・




