9/4、「育自のための小さな魔法Part1」講座を開催しました!
9名の参加者にファシリテーターが3名も!!
後藤菜摘子さんのファシリテーター・デビュー!とのことで、
NPO法人育自の魔法・代表の山口ひとみさん、お仲間の鈴木玲さんが同席してくださいました。
参加者にとっては「ラッキー!」(笑)
いかに参加者がリラックスして参加できるかに気を配られた会場は、
心地よい音楽が流れ、美味しいお茶とお菓子もあり。
そんなファシリテーターの皆さんの気配りのおかげで、
「自分を語る」と聞いて少々緊張の面持ちで集まった皆さんも、
すぐに笑いが出る和やかな雰囲気となっていました。
まずは自己紹介。
二人一組で簡単に、名前・住まいの場所・最近うれしかったこと。



うれしかったことを話すっていいですね!
自然に笑いと笑顔があふれました♪
続いて、ファシリテーターの後藤さんが、ご自身とこのワークショップとの出会いについて語りました。

そして山口ひとみさんから、育自の魔法の成り立ちについて伺いました。
ご自身の人生の苦難、挫折感を抱えて専業主婦になったこと。
ママ友の集まりでのテレビの話、夫の愚痴、表面的な話がつまらなかったこと。
「本音で話せる場を作りたい!」と、2003年に育自の魔法を始めたこと。

「誰々の奥さん、誰々のママ、じゃなくて、私自身として話せる場が必要だと感じたんです」。
と山口さん。
これって、子育て中のママには、すっご~くよくわかりますよね?
チーム☆OKでも何かにつけて「自分を語る」機会を設けています。
語り場もそうですし、ピアサポート活動もそう。
どんな会議でも必ず一人一人が自分を語る・・・・
そんな私たちだからこそ、この講座に関心が高いんだな~と思います。
ワークショップに入る前に。
安心して自己開示できるための「お約束」を丁寧に確認しました。

1.自分を大事にしましょう
言いたくないことは言わなくてOK。
思ったことを正直に伝えてOK。
2.相手を大事にしましょう
相手を決めつけない。評価しない。判断しない。
人は否定されると心を閉じてしまう。
安心して相手が話せるようにする。
3.お互いを大事にしましょう
率直に心を開いて向き合う。
4.この場を大事にしましょう
評価しない。判断しない。
ここで聞いたことは他言しない。
安心のルールを確認して、いくつかのワークを行いました。

ワークでは深く自分の人生を見つめ、語りました。
そして他の参加者の話を全力で聞きました。
そのあとの「ホメホメシャワー」!
聴いてくれた皆さんが、自分のことを褒めてくれます!!

きゃ~こそばゆい~~!(絶叫)

でも謙遜、否定することなく「受け取る」。
なかなか無いことですが、やっぱり褒められるのはうれしい!
皆さんの顔がニヤニヤ、ニコニコ!
明らかに顔が明るくなっていましたね~。
ふふふ。

最後に後藤さんから、なぜ今回私たちに声をかけて下さったかのお話がありました。

「このワークショップを受けたときに、
自分のことを語ることで、私自身がとてもラクになったんです。
そして誰にこれを受けてほしいかと思ったとき、
すぐ浮かんだのが、3.11で被災された皆さんでした。
皆さんが、話すことで、肩の荷物を少しでも軽くして欲しいと・・・
その話す輪の中に自分も入れてもらって、
一緒に話したいと思いました。
今日、その願いをかなえていただきました。
素敵な場をいただき、感謝しています。」

ピアサポート活動のつながりで、安積遊歩さんを通じて出会った後藤さん。
自分を語り、自分を知ること。
それを通じてひとがいきいきと変わること。
そんな場を作ることが生きがいだという後藤さんに出会え、
想っていただき、私たちチーム☆OKはラッキーでした!
NPO法人育自の魔法のミッションにはこうあります。
「自らを育み、
自分が自分であることを慈しみ、
すべての生きとし生けるものが、
互いに関わり合い、
支え合い、
つながり合う世界を拡げていきます。」

私たちチーム☆OKの「OK」は「北海道避難を肯定しよう」の「OK」。
それは、「避難を選んだ自分を認めよう」の「OK」なんです。
そしてチーム☆OKの合言葉は「手をつなぎ ともに生きよう」。
そんなチーム☆OKにとって、育自の魔法のミッションは、
とても共感するものでした!
これからも「育自」の活動を続けていきたいな~と改めて思う講座でした。
ファシリテーターの皆さん、ご参加くださった皆さん、
素敵なひとときをともに作って下さってありがとうございました!


















