さっぽろのおにいさん、おねえさん、ありがとう!!
12月11日、チーム☆OKでは、「みちのくkids・ありがとう会」を開催しました!
みちのくkidsは、東日本大震災の影響で札幌に来た子どもたちをサポートする、学生ボランティア団体です。
避難のこどもたちから、「さっぽろのおにいさん、おねえさん」として親しまれています!
みちのくkidsさんのページはこちら
https://www.facebook.com/michinokukids2011
http://ameblo.jp/michinoku-kids/
チーム☆OKの避難者親子には、みちのくkidsのイベントを利用している人が多いんですよ♪
また、支援団体(みちのくkids)と、支援を受ける側(チーム☆OKの原発避難者)という関係として、「本音を語り合う会」なども開催してきました。
みちのくkidsでは、3年生の11月で「引退」となり、世代交代をします。(多くの大学生団体がそうですよね)
「引退した3年生に、ありがとうを言いたい!」その気持ちで、チーム☆OKが集まりました!
コーディネートを担当した、メンバーの柳寛人(やなぎひろと)からの報告です。
OK料理がズラリ!夕食を食べながら
12月11日、チーム☆OKでは、「みちのくkids・ありがとう会」を開催しました。
「ありがとう会」には、11月でみちのくkidsを引退した岩本弥子(いわもとやこ)さん、高松優(たかまつゆう)さんだけでなく、新代表になった樋口杏紗(ひぐちあずさ)さんも参加してくれました。
チームOK側からも大人11人、子ども10人が参加し、みんなでわいわい、楽しく夕食を食べました。
3つ並べた机には手作りポテトチップスやパン、煮物にお汁粉まで、持ち寄ったOK料理がズラリと並び、どれを食べようか迷ってしまう程でした。作ってきて下さった皆さん、ありがとうございました!
想いを語り、聴き合うひととき
夕食を食べながら、引退する弥子さんと優君の2人、そして新代表となった杏紗さんからそれぞれ、今の気持ちを話してもらいました。
そして、チーム☆OKから、大人も、子どもも、「みちのくkids」への思いをそれぞれに話してもらいました。
みちのくkidsの皆さんはこれまでの活動の思いを語り、不安も抱えながらやってきたことを正直に話してくれました。
みちのくkidsは東日本大震災が起きた当時から代替わりを重ねて(現在6代目)、ずっと活動を続けてきた学生団体です。
年月とともに震災当時とは状況が変わる中で活動する苦労、年代や立場の違う親子と接する中での不安等、様々な苦労・不安があったと思います。
単に「子どもが好き」では続かない
僕自身、大学時代からチーム☆OKと一緒に活動をしてきましたが、最初は「どう接したら良いのか、何を言って良いのか」等、気にしながら過ごしていました。
大学生が子どもを預かる、それも避難してきた子どもを預かるというのは、肉体的にも精神的にも様々な苦労が伴うことだと思います。
それを何年にも渡って続けられているのは単に「子どもが好き」というだけでなく、イベント後の振り返りや団体としての決めごと等、目には見えない部分での作業の積み重ねがあってのことだと思います。
さらに、みちのくkidsは食材の産地を気にしてくれたり、チームOKとのお話会に参加してくれたりと、被ばくという問題とも向き合ってきてくれました。
子どもを預けられる場は他にもありますが、被ばくを気にしてくれる場となると本当に貴重な存在です。
(チーム☆OKの親御さんたちは、放射能防御のことを考えると、子ども関係のイベントにはほとんど参加できないそうです。料理をしたり、おやつが出たりするイベントは特に難しいのです。)
僕は子どもがいないので実際にみちのくkidsを利用したことはありませんが、こうした活動を続けていることをはすごいことで、だから「ありがとう会」を開催したいと思いました。
これから先、みちのくkidsの皆さんがどういう風に進んでいくのかはわかりませんが、チーム☆OK側も、みちのくkidsの皆さんからも、不安も出し合いながら、共に支え合い、繋がっていけたらと思っています。
みちのくkidsの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!
(柳寛人・メンバー・20代青年部)

