10/27の影絵人形劇発表会を終え、チーム☆OK内外から寄せられた10/27の感想をご紹介していきます。
****
宮城県仙台市から避難した母と、大学生の息子さんからです。
【チーム☆OKのメンバー 桜さん(2013年4月に仙台から母子避難の母)】
お疲れ様でした。18の息子とお手伝いさせていただきました。
初めて同世代と会った息子は、放射能を気にしている若い人がいたんだとすごく感動していました。
今まで自分だけ気をつけていれば他の人に言う必要もないと思っていたけれど、
「こうして発信していく側に自分はいるんだ、繋がっていくことが大事なんだと思った」と。
母の百万の言葉よりも皆さんの熱い思いが息子の中の何かを動かしました。ありがとう。
私個人としては避難を肯定してもらえる事が何よりも嬉しい。
避難を肯定する事=残留を非難することではないのに、そのような風潮すらあるから、堂々と、原発がいやで避難してきましたと言える事がとても嬉しいのです。

******
「同年代の友達に放射能の事は話さないようにしていたけれど・・・」
【チーム☆OK・唯一の大学生メンバー ユウヤさん(2013年4月に仙台から。母子避難の息子)】
北海道の大学に通うユウヤです。今年4月、進学先を北海道の大学にして避難してきました。
事故後2年宮城にいましたが、地元の友達に放射能の事を話しても、誰にも相手にしてもらえず、馬鹿にされ、それ以来同年代の友達に放射能の事は話さないようにしていました。
しかし、今回子供たちの劇を見て、少しずつですか、友達にも食べ物の事や、放射線のことを、話てみよう!という気持ちになりました。
また酪農大などの学生さんたちと関わり、自分と同じ学生で、しかも同い年の方もいて、一緒に放射能のこと、原発のことを話すことが出来て、私ももっと頑張らなくては!と感じました。
チームOKを通じて、様々な人達が繋がっているのだと思います。
最後になりましたが、チームOKの皆さん。
皆それぞれの思いを抱えて北海道に来たのだと思いますが、避難したからこそ、こうして知り合うことが出来たのだと思います。
劇の方も、本当に素晴らしかったです。本当に子供たちの努力と、それを辛抱強く支えた保護者の方々のおかげだと思います。
最後のシロさんが作曲された歌の中に、「ふるさとはいつもここにある」という文がありました。
その言葉に、私も長く住んできた宮城県の思いでを思い出し、感動いたしました。
チームOKの今後の活躍を願っております。また何かの機会でまた参加させてください。ありがとうございました。
(写真:当日スタッフで頑張ってくれた酪農学園大・Heal the Meal+の皆さんです♪)
****
【影絵人形劇講師・いしだ眞流さんより】
あたたかな、本当にあたたかな時間を本当にありがとうございました。
チーム☆OKは性別問わず、深い深い母性のかたまりのようです。
司会の副キャプテンのすばらしい挨拶を、舞台裏でじっと聞いているこどもたちの写真を添えます。
(写真は、「夏休みは私たち避難者にとって、避難者であることをイヤでも自覚させられる時期です。実家に帰れない人も、帰った人も・・・。でも、【戻ったら影絵の練習があるね】そんな場になるようにという思いがありました」。そう話す副キャプテンの言葉をじっと舞台裏で聞いている子どもたちの姿です)
****
「私たちが忘れていた大切なことを伝えに来てくれた・・・」
【お子さんの幼稚園にチラシがあり行ってみた、という濱本さんより】
はじめまして。
昨日のイベントの参加させていただいた濱本と申します。
私には5歳の息子が一人います。
この度は、とても素晴らしいイベントを開催していただいて、ありがとうございました。
会場にいた全ての方が、自分にOKを出している方だったり、これから出そうと思えるような空気観で、たくさんの勇気をいただきました。
札幌に避難されてきた方は、きっと、私たちが忘れていた大切なことを伝えに、この地に来てくれたような気がしてなりませんでした。
今後の活動を応援させて下さい。
どうぞよろしくお願いします。
(写真は、プログラムに記された、講師・いしだ眞流さん&shiroさんの想い。)
(続く)
*****************
『OK☆キッズの影絵人形劇上演プロジェクト』
札幌市さぽーとほっと基金(東日本大震災被災者支援活動基金)
『チーム☆OK・こども影絵人形劇上演プロジェクト』は、札幌市「さぽーとほっと基金」の助成を受けて行われています。2013年10月27日に厚別区民ホール(札幌市厚別区)にて発表会を行います。皆様の貴重なご寄付を遣わせていただき、本当にありがとうございます。