6/22 出張語り場 ~「きっといつかわかってもらえる」~

須賀川市から母子避難の春子さんが語りました
~「きっといつかわかってもらえる」~

6/22、太平子どもの家後援会主催の『耳とこころをかたむける会』。
須賀川市から避難している春子さんが招かれ、市民の皆さんの前で、自らの被災・避難を語りました。

DSC_2817

なかなか人前で語られることのない原発避難者の現実。
実は北海道避難者は福島が7割を占め、母子避難が多いのですが、その立場で「人前で語れる」人はなかなかいません。
チーム☆OKのサポーターが作る、信頼できる仲間が作る場だからこそお受けします・・・ということで実現しました。

避難当時の混沌とした状況や、家族にも理解されなかった苦しさ、母子避難生活の尋常ではないしんどさが、ありのままに語られました。その中で、春子さんはこう言いました。


DSC_2802

「避難してきてからは、出会う方、出会う方、素晴らしい方ばかりで・・・。
福島を出てきた喪失感が凄かったのですが、そのおかげで、ここでつながれた人たちが本当に素晴らしいんです。

人ってつながれるんだなぁ、人とつながるって大事なんだなぁと知りました。
それを感じる時、『わかってくれる人がいるんだ』『自主避難してよかった』と実感します。
自分は恵まれてる、幸せだと思いました」。

「福島はもう、戻って暮らす場所ではないと思っている」と言う春子さん。
でも福島が嫌いになったわけではありません。「福島への想いはもちろんある」と言います。

「福島では皆が普通に暮らしているのを見る時に、苦しく感じる時があります。そこに残る人と、自分は、見ているものが違ってしまったのかと・・・。
でも、きっといつかわかってもらえるだろう、と思っています。福島への想いも大事にしています。
残る人たちも、子どもの幸せを願っているのは同じはず。きっと幸せになれると思います。

「避難に後悔はない」「もう福島には帰れない」という想いと、「残っている人もきっと幸せになれる」という想い。
揺れる思いを、行きつ戻りつ正直に語ってくれた春子さんでした。

春子さんの語りを聞き、市民の皆さんが感想を述べて下さいました。

「想像以上に大変な思いをされていて驚いた」「想像はしていたけど、直接聞くとその重さが全然違う・・・」「つらい思いをわざわざ語って下さって、本当にありがとう」・・・

わざわざ聞きに来る方は、皆さん、避難者に寄り添いたいという想いがある、優しい方でした。
それだけに、聞きに来るには、勇気が必要だったと思います。

太平子どもの家の皆さん、春子さん、聞きに来て下さった皆さん。
本当にありがとうございました!

『311・語り場』での春子さんの語りはこちらです
http://teamok311.blog.fc2.com/blog-entry-57.html
http://teamok311.blog.fc2.com/blog-entry-60.html

DSC_2843 DSC_2850 DSC_2852 DSC_2845 DSC_2826 DSC_2862 DSC_2868