札幌地方裁判所にて、第3回口頭弁論期日が開催されました。
傍聴で応援しようとたくさんの方が集まりました。
チーム☆OKからも、大人子ども合わせて12名が参加しました♪
避難者だけでなく、道民サポーターも来てくれました!
未就学児を連れたママが何人もいて、小さいお子さんがいる和やかな雰囲気でした。
原告ではありませんが応援に駆けつけたメンバー(関東から原発避難)の言葉です。
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わが人生、初めての裁判でした!
ひとりで法廷に行くのでなく、事前に集まって、弁護士さんに説明を受けてみんなで行きました。
それがとても安心で、良かったです。
子どももたくさんいてにぎやかでしたね。
それが弁護団の先生方には、むしろ『うれしそう』なのが印象的でした。
正直、子供連れで裁判傍聴なんて、大変ですよね。まわりに気を使って。。。
でも避難者は多くが小さい子を持っているのだから、その現実のアピールのためにも、子連れでも行く、でいいんじゃないかと思いました。
やっぱり子どもは多少にぎやかでしたが、皆さんがあたたかく見守っている感じで、ママたちも委縮しないで済んだように見えました。
裁判では、この原発事故に対して「国と東電が負っている法律上の責任は極めて重い」という主旨の意見が、原告側から述べられました。
弁護士の皆さんが、冷静な言葉で、国と東電の責任を公に明らかにして下さる姿に、涙があふれました。
ありがたくて、ありがたくて。
私は関東からの原発避難です。
ホットスポットでもない関東からの避難者です。
だから、原告にはまだなっていません。
そんな私をも含めた、すべての「原発避難者」にあてはまる想いを、代弁していただいたと感じました。
「手を携え、共に前へ、前へ」(弁護団団長の言葉)をリアルに感じました。
いつも先頭に立ち闘ってこられた、原告団の皆さんの姿にも、深く頭が下がる思いでした。
次回、6月3日10:30からの裁判は、さらに重要で、たくさんの方に傍聴で応援してほしいとのことでした。
すぐに手帳に書き込みました。
不当なことに対して、泣き寝入りせず闘う姿に触れることは、自分が「世の中に絶望しない」ために、必要なことだと思いました。
裁判後の意見交換会で、団長さんが、
「わからないことは何でも聞いてください。裁判なんてわからないのが当たり前。思っていることを言い合っていきましょう」という発言をされていたのも印象的でした。
「みんなでつくる裁判」「みんながみんなのために」。
そんなフレーズが浮かぶ一日でした。
私のように原告でない者も、傍聴するという形で応援はできます。
皆さん。ぜひ次回6月3日、ご一緒しましょう!
(関東から原発避難のメンバーより)
原発事故被災者支援北海道弁護団
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