【報道】自主避難者の自殺報道に寄せて~『ここに仲間がいるよ!』と旗を掲げて行こう~

『ここに仲間がいるよ!』と旗を掲げて行こう
~「自主避難の女性 自殺か」の記事に寄せて~

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福島民友 2014.5.17の記事です。
この記事に心を痛めた方も多いと思います。
私たち、まさに自主避難者の集まりであるチーム☆OKにも、波紋が広がりました。
そんななか、あるメンバー(群馬県から避難)が、想いを寄せてくれました。

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「自主」避難といっても、仕方なくその道を選ぶしかなかった人がほとんどどです。
仕事、家、人間関係など多くのものを失ってきたのに、それを埋め合わせるための補償も支援も、充分ではありません。
税金は、除染のためにはジャブジャブと使われていますが。。。

そんな状況では、孤独の中で死を選んでしまう人も出るでしょう。
自主避難者をまるで「日干し」にする政策に、最大の問題があります。

この記事を読んで、「自主避難なんてするものではない」という論調にならないでほしいと思います。
避難する人が減れば、放射能汚染の犠牲となり、命を未来を失う人が増えるだけです。

最近、「避難者のがんばりが足りない」という人もいますが、私は違和感を感じます。

もうイッパイイッパイの母子避難の家庭を見ていると、
他人がハッパをかけても何も出てこないと感じることが多いです。

やはり支援が必要だと思います。
それも「よりそう」支援が。

特に子供は「地域が育てる」覚悟が必要です。
避難者と言っても、初期被曝はがっつりしている人が大半です。
つまり、親が大病したり不幸にして早死するケースもありうるでしょう。
それほどの災害(人災)だったのです。
家族内の解決能力ではカバーできないことが起きて当然なのです。

避難者どうしも繋がりあいましょう。
家族単位の殻を捨てて、新しい社会単位をつくるくらいの発想が、必要なのかもしれません。

そして私たち、先につながった者は、
「ここに仲間がいるよ!」と旗を掲げて行きましょう。
小さくても、鮮やかな、あたたかな旗を。

後から来る人が、見つけやすいように。
孤独に沈んでいる人が、掴まりやすいように。。。

亡くなられた女性のご冥福をお祈りします。

(メンバー・Gさん・群馬県から原発避難)