【被ばくと向き合う】「子どもには、”放射能”と答えるよう話している」 ~8/31 『守り方、どうしてますか?』 報告~

「親は嫌がられても反抗されても言い続けてほしい」
「子どもには、『放射能』と答えるよう話しています」


~被ばくと向き合うシリーズ『守り方、どうしてますか?』 報告~

8月31日に行われた、『守り方、どうしてますか?』
「みんなどうしているの?」という素朴な疑問から始まったこの会。

放射能による被ばくを勉強しようという堅苦しいテーマにもかかわらず、避難を考えて帰省中のママや、旅行中の方など、チームOKメンバー内外から46人もの方が参加してくれました。

まずは避難してきた後に測定所を立ち上げたOK☆パパさんのお話。

放射性物質の性質や質量、測定の難しさや測定器の違い、そして放射能被害の現状など、専門家の先生の勉強会では脱落してしまう難しい放射能の話も、例えを交えてとてもわかりやすく話してくださいました。

お話の後は参加者同士の座談会です。

調べて気にして伝えても、『えらいね~』で終わる。
周りが気にしていないから皆そこまで気にしないのかな?と、周囲との認識のズレを嘆くママ
夫の理解を得られず家族の中で孤立するママ。
友達は給食を食べているのに自分はお弁当・・・周りを気にする子供たち。

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でも、参加していた大学生は言いました。

親に言われて最初は反抗した。なぜ人と違うのかと。
子供のためを思って言っているのに反抗されて親もつらかったと思う。
でも今は自分自身で被ばくを避けたいと思うようになった。
その変化はとても大事。だから親は嫌がられても反抗されても言い続けてほしい。

また、教師に、栄養士に、教育委員会に、そして給食の仕入れ業者に電話をかけて、安心できる食材かを確認し、開示を求めた勇気あるママが言いました。

「人と違う『避難』という道を選んだからには、嘘付いたり隠す事をしたくない。
子供にも『なぜ食べないか』を聞かれたら友達にも『放射能』と答えるよう話している。

「いじめを気にして嘘をつかせることはできない。それは無理なんです。」

一人でも、問い合わせをすることで給食プリントの内容が詳しくなったり、食材を変えたり、学校も変わっていきます。
また被ばくと真摯に向き合う親の行動を見て、子供も自らが気付き考える人に育っていきます。

人を変え、社会を変える力はみんな持っていると思います。
発信し続けることで、何かのタイミングであれ?と思い、気にしようかと思う人も出てくる。

産地の問い合わせをし続けた結果、産地が表示された商品パッケージに変わってる。
実は一人ひとりの働きかけで世の中は変わっています。

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先の避難者パパは言いました。

「生命の進化の歴史の中では、必ずしも強いものが生き残ってきたわけではありません。弱くとも環境に適応できたものが生き残ってきたのです。

「マーケティングの世界で全体の2.5%の改革者(イノベータ)がその下を引っ張って、全体の16%に浸透すれば社会全体に普及するという理論があります。
この人たちがチームOKのメンバーであり、被ばくに気がつき、行動を起こした人だと思います。

ぜひ自分だけでは、などと思わず、できることを続けていきましょう!
ご参加くださった皆様ありがとうございました。

(メンバー・ちひろ・東京から原発避難)

※写真は当日配布された資料の一部です

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