明日のメインステージ「しろまるさんのおとぎよみ」。
タイトルは『FURUSATO』です。
OK☆劇場は、このおとぎよみを「たくさんの方に感じて欲しい!」という、齋藤寿子さんの強い想いから始まりました。
その想いゆえに、スタッフの総合リーダーも引き受け、明日に向け奔走してきました。
齋藤さんの想いをお届けします。
******
美しい音と目に見える色の世界。
凛とした語り。
「またやられたぁ」と心をわしづかみするほど真っ直ぐな想いが、
心の中に飛び込んでくる瞬間でもあります。
その目の前の感動を受け入れた時、あるがままの溢れ出る寂しさや物悲しさ、喜びや愛おしさを受け入れている自分に気が付きました。
“そう、今のままそれでいい”と。
それを教えてくれたしろまるさんの世界は、私の心のフルサトであるということがわかりました。
しろまるさんのおとぎよみをたくさんの方に感じて欲しい、それは私の想いです。
しろさんは言います。
『いま、「フルサトとは何か」が世界的に問われている時代なんじゃないか。
今回の演目FURUSATOをどう感じ受け取るかは自由。
「フルサト」はそれぞれの想いの中にある』と。
まるさんは言います。
『FURUSATOは私達の原点になるのではという思いがあります。
でもしろまる二人だけではこの舞台は完成しないんです。
ここに到るまで、ともに歩んできた「特別なみんな」の存在があって生まれる作品なのです』と。
それぞれの「フルサト」を感じて下さい。
日常の中にあるきらめく特別な一日を過ごしましょう。
そして共に創りだしましょう☆
またそれぞれの一歩に進むために。
(メンバー・齋藤寿子・福島県から原発避難)
※写真は2013年3月、脱原発芸術祭での演目「みみずのおっさん」での一枚です。
